足立区綾瀬 ガングリオンの治療方法
2018-07-29
ガングリオンは非腫瘍性の腫瘤
比較的若い女性に多く発症する腫れた瘤の腫瘤を生じるのがガングリオンで、文字が類似している細胞が異常に増殖して塊になった腫瘍とは異なります。
ちなみに腫瘍には良性と悪性があって、悪性腫瘍の代表ががんで悪性といわれる理由は、周囲の組織に染み出るように広がってあちらこちらに転移するためです。
ガングリオンは関節を包んでいる関節包や腱鞘のある場所にできますが、非腫瘍性の腫瘤で良性ですので浸潤や転移は起こしません。
関節包というのは関節部分で骨をつなぎ止めている靱帯で、関節の動きを滑らかにする滑液が分泌されているのです。
腱鞘というのは手首や足首の腱の回りを包み込んでいる鞘状の組織で、この中にも滑液が分泌されていて指や手足の関節がスムーズに動きます。
手関節の甲側にできるものが多いのですが、手首の掌側でも親指側の付け根付近や、ばね指の付け根にできやすいともいわれているのです。
ちなみに、ばね指というのは指の腱鞘炎で、曲げた指を伸ばそうとした時に一気に伸びて痛みを伴う症状を指しています。
発症する原因ですが、現時点ではよく分かっていないのですが、関節包や腱鞘に発生したものは独立した瘤ではなくて、長い茎で関節包や腱鞘につながっています。
また瘤の中はゼリー状の物質が詰まっていて、これは関節液や腱を包んでいる腱鞘内の滑液が濃縮されたものなのです。
それから骨や筋肉といった組織・神経にできることもあって、粘液変性したものが融合して発生すると考えられています。
このように手首に発生するというイメージが強いのですが、実際には足関節など全身の至る所で発生するものなのです。
症状は特徴的な瘤で、ブヨブヨしている場合や固くなっている場合があります。
また、起床時に指が動かしにくい、指のしびれ、指に力が入らないといった症状もみられるのです。
ただ、先にも触れましたが手関節背側以外にも全身の至る所で姿を現して、様々な不快症状を与えます。
膝関節に発生すると膝の痛みを感じますし、足に発生すると痛みが起こりますし酷くなると歩くことができなくなることもあるのです。
背中や顔に発生することもあって、様々な不快症状と共に美的に気になることもあります。
ガングリオンの治療方法として一般的に行われるのが、注射器で瘤の内容物を穿刺吸引する方法です。
ただ注射器で中身を抜いてもまた膨らんでくる可能性があるので、抜いた後は約1~2週間程度包帯で圧迫して再発防止をします。
しかし穿刺吸引でも繰り返し発生してしまう場合には、症状も関係してきますが瘤の袋を取り除く手術が必要になることもあるのです。
でも、発生する場所によっては血管・神経があるため手術に関しては十分な注意が必要になるので、手術は最終手段と考えておくと良いでしょう。
手術が難しい場合や穿刺吸引で再発を繰り返す場合には、低出力半導体レーザー治療というのもあるのです。
低出力半導体レーザー治療は、週3回~4回のレーザー施術を1ヶ月~2ヶ月程度の時間をかけ行うものです。
足立区綾瀬 ガングリオンの治療方法なら、「田中カイロプラクティックセンター綾瀬整体院」にお任せください。