足立区綾瀬駅 起立性調節障害なら
2019-05-25
【起立性調節障害は「なまけ」ではない】
朝起きないといけない時間に起きられなく、日中ダラダラ過ごす子供ってだらしのない子と思う人もいると思います。
しかし、思春期の場合「起立性調節障害」の可能性があります。
起立性調節障害というのは、軽度な症状の人も含めて全国に100万人もいると言われています。
日本の全人口の約1%弱の数が、いるといわれているのです。
起立性調節障害というのは、10~16歳ごろに発症することが多く、自律神経機能不全の一種といわれています。
起きる時に脳への血流が下がってしまい、以下のような状態が起きてしまいます。
・立ちくらみ
・頭痛
・疲労感
・思考力や判断力の低下
・朝起きられない
体を縦にすると全身の血流が下がって症状が出てしまうので、体を横にしておく事で全身に上手く血流が回るようになります。
そのため、起立性調節障害の場合は横になっていることが良いと言われています。
起立性調節障害は、残念ながらすぐに治る病気ではありません。
起立性調節障害の終息は、成長期の終息に合わせて症状が消えることがほとんどです。
起立性調節障害になってしまったら、子供の成長気が終わるまで症状緩和はむずかしいと思った方がいいでしょう。
しかし、思春期は学校での生活があるので、きちんと起きて授業を受けられないでは困ってしまいますよね。
セルフケアで幾らかでも緩和させて、学校生活になじませるようにすると良いでしょう。
【起立性調節障害のセルフケア】
起立性調節障害というのはなかなかケアができないのですが、緩和させることはできると言われています。
できるだけ改善できるよう、様々なセルフケアを実施してみてはどうでしょうか。
起立性調節障害のセルフケアを、ご紹介していきます。
・朝日を浴びさせる
朝起きた時に朝日を浴びると、セロトニンという成分の分泌ができます。
セロトニンは自律神経のバランス調整効果があるので、朝起きることに意欲を与えてくれます。
心の元気が出てくるので、自然と起きようという気持ちになると言われています。
寝る時にカーテンを閉めずに寝ると、朝起きた時に朝日が部屋の中に入るのでセロトニンの分泌ができます。
精神が安定して起き上がりやすくなるので、朝起きる困難を減らすことを期待できます。
・光目覚まし時計を使ってみよう
目覚まし時計には、光目覚まし時計というものがあります。
光目覚まし時計は、目覚まし時計から光が発せられるので、朝日を浴びているのと同じ効果を発揮します。
セロトニン分泌効果を発揮し、起きやすくすることができます。
・体を酷使して早く寝るようにする
起立性調節障害の子供は朝起きられない分、夜遅くまで起きている傾向があります。
朝遅いので、夜早い時間に眠くならないのです。
昼間に運動などをして体を酷使すると、夜早い時間に眠くなります。
自ずと朝早く起きることができるようになるので、朝起きられない状態を改善させることができます。
いかがでしたでしょうか。
このような改善方法で起立性調節障害を施術できたお子さんは、少なくありません。
試す形でもいいので実行してみて、少しでも起立性調節障害を改善へとみちびいてみましょう。
足立区綾瀬駅 起立性調節障害なら
※あくまで健康豆知識であり、内容について保証するものではありません