足立区綾瀬 交通事故で起こる頚椎捻挫
2017-12-01 [記事URL]
交通事故で起こるむち打ちのほとんどは頚椎捻挫
交通事故が原因で起こる傷害の中の約半数がむち打ち症と言われていて、症状も様々なので正しく診断を受けて早期に適切な治療を受けることが大事です。
ちなみに、交通事故によって頸部に損傷を受けることで起こる症状の総称として一般的に使用されていますが、正確な医学用語ではなくてあくまでも俗称なのです。
原因と症状によっていくつかに分類されるのですが、全般的な特徴として事故直後に痛みや不調といった自覚症状を感じないことが多いのです。
これは、交通事故に遭遇すると当事者は興奮状態にあって、痛みを感じる感覚が麻痺していることがあるからです。
その為、数日から数週間経過して首の調子がおかしい・やたらと肩が凝るなどの症状がでることがあるのですが、日にちの経過があることから交通事故との因果関係が疑われることがあります。
病院に行き診断を受けても交通事故による損傷であることを証明する診断書が受けられないと人身事故として扱われなくて、損害賠償請求ができなくなる可能性があります。
このようなことが考えられるので、交通事故に遭遇した場合には自覚症状がなくても、必ず病院にいって医師の診断を受けることが大事です。
先にも触れましたが、原因や症状でいくつかに分類することができて、協会によると頚椎捻挫型・根症状型・バレリユウー症状型・脊髄症状型・脳髄液減少症に分類されています。
ただ、交通事故により起こるむち打ち症の約7~8割は頚椎捻挫と言われています。
頚椎捻挫というのは、自動車の衝突や追突で頸部が衝撃を受けることにより、首の筋肉・靭帯・関節を包む組織の関節包が損傷してしまうものです。
また頚椎周りの筋肉を損傷した場合にも頸部挫傷と診断されることがあります。
頚椎捻挫型は、手や足の捻挫・挫傷と同様に、首を動かすと痛みを感じたり、可動域の制限が起こったりする特徴的な症状がみられます。
また痛みは、首の後ろや首の前面・側面、頭部や頚椎にわたりますし、凝りは首・肩上部・背中に発生します。
それから、上肢のだるさや痺れなどといった症状が発生する可能性も考えられます。
頚椎捻挫型は、手や足の捻挫・挫傷と違って症状が軽いからといって放置していると、相当の長い期間が治癒にかかってしまうことが少なくないです。
その理由は、体重の約10%程度の重量がある頭部を首が常に支えているためで、その負荷を受けながら捻挫を治すというのはそれなりの時間がかかってしまうからです。
頚椎捻挫と同様の症状がみられても、軽度と捉えられるものについては頚椎捻転と診断されることもあります。
頚椎捻挫の一種として扱われているのですが、頚椎周辺の筋肉や靭帯などの軟体組織が、交通事故などで衝撃を受けた時に、捻れたり引き伸ばされたりしたことが原因と考えられている点が違います。
また、組織が元の状態に戻って炎症だけが残った状態と考えられるので、事故直後に適切な治療を実施すれば後遺障害を引き起こす可能性は少ないと言われています。
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