足立区綾瀬 扁平足の可能性
2018-09-29
成長期の子供に多く見られる扁平足
長時間立っていたり歩いたりすることで、足裏がだるくなったり足裏が引き伸ばされるような痛みがあったりする場合は扁平足の可能性が考えられます。
裸足で走り回るなど足底の筋肉を鍛える動きが不足していると、成長で体重の負荷が増える際に足底が伸びて起こるため成長期の子供に多く見られるのです。
また運動不足で足底の力が弱い大人でも同様のことが発生します。
それから、X脚の人は膝が内側に入ってしまうために、土踏まず部分に重心の重みがかかりやすく舟状骨が落ちやすい状態にあるのです。
逆にO脚の人は重心が外側にかかるので、筋力のある若い時には起こりにくいのですが、加齢で足底を支える力が不足してくると重力に負けてなってしまうケースが多くなります。
進行すると外反母趾を引き起こしやすくて、骨が変形したり靴を履かなくても痛むようになったりすることもあるのです。
アキレス腱側から内くるぶしの下を通過して舟状骨を真下から支えているのが、親指へつながる長母趾屈筋と残りの4本とつながる長趾屈筋で、足底のクッションの役割をしています。
ただそれだけでは重みを支えきれないので、すねまでつながる前脛骨筋と後脛骨筋が舟状骨を上に引き上げるのです。
この4つの筋肉が正常に機能すると土踏まずはしっかりと形成されるのですが、力を失うと扁平足になって重心が土踏まずの部分にかかって、足の親指側への負担が増え足底の親指の内側についている母趾内転筋が硬く縮みます。
そうした状態にプラスして幅の狭いつま先が細くなった靴を履いていると、親指が内側に圧迫されて「くの字」になりやすくなって外反母趾を生じるのです。
このように扁平足により外反母趾を引き起こすことになるので、外反母趾ケアを行った上で足裏の筋肉を鍛える足裏エクササイズにより足裏の状態を正常にする必要があるのです。
改善する足裏エクササイズと言っても難しいことはなくて、足指5本をしっかり使ってタオルを握る・持ち上げる・離すという3動作を行うだけです。
ただ、X脚やO脚気味の人は足指を動かそうとすると膝が正面からずれてしまう傾向にあるので、膝が正面に向いているかを常にチェックしながら行いましょう。
握る動作では伸びてしまっている長母趾屈筋と長趾屈筋を使用して、足底をぎゅっと縮めて、持ち上げる動作で舟状骨を引き上げる後脛骨筋を働かせます。
弓を引くようにして前脛骨筋を働かせて足のアーチを高くするようにタオルを持ち上げるのがポイントです。
タオルをぱっと離す動作は、母趾外転筋本来の親指を開くという働きを刺激できます。
右足で3動作を行いつつ左足でシワが寄ったタオルを元の位置に戻しながら繰り返して、最初は左右で10回からスタートして目標としては10回を3セットです。
また、それぞれの動きは丁寧に行うと共に、一動作につき5秒は止めましょう。
この回数をまじめに続ければ約2週間程度で足のアーチが高くなって、偏った足指の骨の並びも修正されて改善されたと実感できるのです。
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