足立区綾瀬 肋間神経痛
2018-09-18
どのような人が肋間神経痛になりやすいのか?
心臓や肺やその他の生命維持に重要となる臓器を守るように、人間には背中から胸の前面に12本の肋骨が伸びています。
そして、その背骨から左右12対の肋骨に沿って肋間神経という神経が伸びているのです。
この肋間神経に何らかの原因で障害が発生して、突発的な痛みが発生する症状を肋間神経痛と言います。
人により痛みの現れ方や発生する場所に若干違いはありますが、通常は肋骨から脇腹付近、みぞおち、背中に痛みが起こるのです。
また、左右両側が痛くなるというよりは、左右のどちらか片側に痛みが出る事が多いですし、急に痛みが起こって数秒で治まることもあれば、長くて数分程度続く時もあると言われます。
肋間神経痛からくる背中の痛みは、長時間座っている時に頭を動かす際、深呼吸をした時や少し重たい物を持った時、咳やくしゃみをした時などに痛みが走ることが多いです。
また、みぞおちの痛みや息苦しさを感じる場合もあって、それは背中・胸・胸の真ん中・みぞおちまで広く分布している胸椎部から伸びている神経に何らかの問題があるためです。
息苦しさは呼吸する時の痛みを軽減させるために無意識に浅い呼吸になってしまうためです。
ただし、深呼吸や咳で痛みが生じるのは、腫瘍神経の炎症やヘルニアなどでも起こることがあります。
それから背中の痛みは部位により重篤な病気のサインということも考えられるので、長期間痛みが継続する時や痛みが強い場合には早めに専門医を受診することが大事です。
肋間神経痛には、特に明確な原因がない原発性と、他の病気に付随して起こる続発性に分かれていますし、他にも心因性というのもあります。
原発性は突き刺さるような痛みがでたり、夜に痛みで寝にくくなったりしますが、検査をしても肋間神経自体に異常はなくて原因不明の神経痛と診断されます。
続発性は末梢神経や脊髄にある知覚神経の刺激や障害で起こるもので、変形性脊椎症などの脊椎の病気や神経に沿ってできる帯状疱疹などが原因です。
また、胸膜炎・肺炎・肺がんなどの腫瘍、胸部の内臓疾患、交通事故などの後遺症、椎間板ヘルニアや側弯症などからくる神経の圧迫などでも起こります。
心因性というのはその名の通り精神的なストレスの影響で起こるもので、ストレスや精神的な緊張などが原因で筋肉が血行不良などを起こして発症につながるのです。
それからなりやすいタイプの人というのがあって、そのひとつは激しい運動をする人です。
荷物をよく持つ方や重いものを運ぶなどの仕事をすることで、筋肉に疲労物質の乳酸が溜まって神経痛を引き起こすこともあります。
更年期を過ぎる頃の中年以降の女性もなりやすい人で、それはホルモンバランスが乱れることで自律神経のバランスも崩れやすくなるからです。
また更年期を境にカルシウムが不足しやすくなって骨がもろくなることで、くしゃみや咳・転倒などで骨折しやすく神経を圧迫することで発症することもあります。
その他、妊娠中の人やデスクワークの人、パソコンやスマホをよく使用する人もなりやすいのです。
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