足立区綾瀬 ぎっくり背中の痛み
2018-08-01
疾患なのかぎっくり背中なのかの見極めが大事
ぎっくり腰と同様の痛みが背中に起こることもあって、呼吸をすることも苦しくなる程の背中への急激な痛みを感じた症状を総称してぎっくり背中と呼んでいます。
発生する原因は場所や症状で様々考えられるもので、筋肉の過度の緊張や筋肉を構成している筋繊維の分裂が起こる肉離れというのがあります。
また首の上の方から腰の下の方まで縦に長い筋肉や肩甲骨についている筋肉などの筋肉が痙攣することや、背中の筋肉が肋骨の部分からはがれるというのもあるのです。
それから加齢による筋力の低下というのもありますが、主な原因は筋肉の損傷や疲労によるもので、背中は姿勢を保つのに重要な場所なので、過度に筋肉が緊張してしまうと影響を受けやすいといえます。
ぎっくり背中の対処方法ですが、急激な痛みの場合には冷やすことが効果的で、安静にして患部を冷やすことを第一に行いましょう。
急性の場合は炎症が発生しているので、氷などを氷嚢に入れて患部を直接10分程度冷やして、まずはそれを改善してあげることが何よりも重要になるのです。
また慢性的なものについては、原因が不良姿勢によるものが多いため、姿勢の矯正・ストレッチ・日常動作などを意識して変えていくことの積み重ねが肝心になります。
息を吸うと背中が痛む場合は、背中とつながる腕の筋肉が寝違えて、その痛みが背中に達している可能性があるので、日頃からストレッチを行うようすることです。
重い症状としては呼吸筋や肺に原因がある可能性もあるので、息を吸って背中が痛む以外にも冷や汗が出る、気分が悪くなる場合は早めに病院を受診しましょう。
右の背中が痛む場合は、肝炎・肝臓がん・胆石症・胆のう炎・胆管癌の可能性があるので注意が必要です。
筋肉の損傷による場合は体を動かした時に痛みを生じることが多くて、内臓疾患からの痛みは寝ていて体を動かしていない状態でも痛みが生じる場合があります。
内臓に隣接したパーツの背中なので痛む原因が筋肉痛ではない可能性があると考えられる場合には早めに病院の受診が必要です。
左の背中が痛む場合は、狭心症・心筋梗塞・胃炎・神経性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がん・膵炎・すい臓がんなどの可能性があります。
左の背中の痛み以外にも吐き気や嘔吐などの症状がみられる場合には疾患の可能性があるので、明らかに筋肉痛とは違う場合には早めに病院を受診して治療することです。
背中と胃が同時に痛みを感じる場合には、緊張したり大きなプレッシャーがかかったりして、体の中心の筋肉が収縮されている可能性が考えられます。
他にも刺激の強い物を食べた場合に胃や背中が急に痛む場合もあるので、熱い物や冷たすぎる物を急に食べることは控えることです。
背骨が歪んでいたり筋肉疲労や内臓疾患が発生したりすることで背中と胃が痛む場合もあるので、定期的に傷みが続く場合には早めに内科を受診して原因を調べましょう。
このように様々な原因で背中が痛むこともあるので、しっかりとぎっくり背中なのか疾患なのかを見極めることが大事です。
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