綾瀬 腰痛 ギックリ腰「すごい!!」
S様 30代男性
「すごい!!」
昨日、重いものを持った瞬間に腰に痛みが走ったSさん、コルセットを付けて来院されました。
「歩いてると腰に響くんですよ・・・」
「なるほど、それはつらいですね。痛みが走る姿勢はどんな感じですか?」
「反ると痛いですね。」
「痛みが走る場所はどこですか?」
「ここですね。」
と、ちょっと顔をしかめて左右の仙骨と腰の骨の間を指で示される。
触れてみると少し緊張が走っていて左側には粟粒ほどの硬い点が、右には引きつれた感触が。まずは左の硬結を消してみる。
「まだ痛いでしょうけど、いかがです?少し反ってみましょうか。」
「? はぁ・・・んっと あれ?痛みが軽くなってる?」
「それは良かった!ここの深い所は痛みはありますか?」
「そこは痛くないです。やっぱりさっきの所がまだ少し痛いです。」
深い所にも硬さはあるが、今痛みを発しているのは浅い層であることを確認。カルテを書いて頂いてから本格的に施術に入る。
「今痛い所はどこですか?」「立ち上がって歩いてみてどうですか?」
移っていく痛いポイントを緩めながら確認を繰り返す。
その時の一番が消えても隠れてる二番、三番も消していかないといけません。腰の筋肉量は身体の中では一番多いので隠れているケースが多いからです。
「知り合いに昔教えてもらったんですけど、先生にムッチャ聞かれるって本当なんですね。」
「確認は大事ですからね。それに人の身体はそれぞれ違いがありますから思い込みで施術しない方がいいですね。」
大方の痛みが消えたので、最後に腰全体を緩めてまだ痛む箇所を確認、そこを緩めて気になる石灰化した部分を時間が許すかぎり緩めておく。
「正直一週間くらい掛かるかと思ってたけど一回で済むとは思ってませんでした!」
「Sさんの場合は浅い層のトラブルで、すぐ触れたからですよ。深い層の場合はもっと時間が掛かりますね。」
身体をクルクル動かし足を振り上げたりしながら、信じられないと言う顔のSさん。本当に良かったと思います。
腰痛の症状は千差万別で、浅い層のトラブルならこのように簡単に良くなるケースもありますが、深い層でのトラブルではポイントに触れるまでに時間が掛かります。。特に痛み止めを常用して無理を押して生活されている方の場合だと筋肉がかなりのダメージを抱えているので、緩めるのに必要な時間が飛躍的に伸びてしまいます。
生活があるので、つい我慢してしまう。我慢強いのは美徳のひとつですが、痛みに関しては無理な我慢は禁物です。
Sさんには、今の痛みが落ち着いたら違う部分が痛む可能性もあるので、その時はご連絡されるようお伝えしました。
我慢は禁物ですよ。
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。