綾瀬 鵞足炎の原因
使いすぎや走りすぎだけが鵞足炎の原因ではない
鵞足炎を発症する原因は、使いすぎや走りすぎと考えられていますし、受診した病院でもそのように言われることが多いものです。
しかし、発症する原因は使いすぎだけではなくて、本当は普段の姿勢や体の使い方のクセが関係しているものなのです。
どのような姿勢や体の使い方のクセが関係しているのかというと、屈伸をした時に膝が外側に開いてしまう人は、日常生活の動きの中で膝やつま先が外側に開く傾向にあります。
このようなタイプの人は、筋肉に余裕がなく常に力をいれている状態になるので、体が疲れてしまいますし鵞足部に痛みがでてしまうのです。
屈伸をした時に膝が内側に向いてしまう人は、日常生活の動きの中でも膝やつま先が内側に向く傾向があります。
このようなタイプの人は、膝が内側に向いてしまうことで、鵞足の筋肉と骨が擦れてしまったり、筋肉の引っ張りに耐えることができなくなったりして痛みが起こってしまうのです。
屈伸をした時に膝が外側を向いてつま先が内側を向いている人は、筋肉の捻じれが起きている可能性が考えられます。
そのように筋肉の捻じれが起きると鵞足の部分に負担がかかりやすくなって、結果的に痛みがでてしまいます。
屈伸をした時に膝が内側に向いてつま先は外側を向いている人は、鵞足の筋肉と骨が擦れたり筋肉の引っ張りを強くしたりしてしまいます。
これに鵞足部が耐えられなくなると痛みがでてしまうもので、このように普段の姿勢や体の状態が鵞足炎の発症に大きく関わっているのです。
ですから、普段の姿勢を少し意識することや体の使い方を変えてみることによって、症状の予防や改善につながると考えられます。
ただ、こうした姿勢や動きだけではなく、日常生活で感じる緊張や恐怖などの感情も体の筋肉を硬くして、発症に影響することもあるのです。
先に触れたように、筋肉の引っ張りや捻じれによって筋肉が硬くなり、鵞足部が耐えられなくなり体が悲鳴をあげた状態で発症するのですが、精神的な緊張からくる筋肉の硬さというのも無視することはできません。
緊張した時や恐怖を感じた時に、体が硬くなる感じがした経験をしたことがある方も少なくないと思います。
このような緊張する・怖いといった精神的な負担も筋肉を硬くして、鵞足炎の痛みを引きおこす原因になるのです。
では、予防・改善していくためにはどうすれば良いのかというと、膝の方向とつま先の方向が大切になるので、まずは膝とつま先の向きを真っ直ぐにすることです。
屈伸する時・階段を昇降する時・歩く時・ランニングをする時など、様々な動作において普段から膝とつま先が真っ直ぐになるように意識して過ごすことが大事なのです。
普段から癖になっている姿勢を直すことは難しいことなので、自分の姿勢を見直す意識をしなくてならないのです。
そうすれば体にかかる負担が徐々に少なくなって、鵞足炎の予防・改善につながっていくので、まずは自分の体と向きあって体を少し休ませ心身共にリラックスすることです。
いずれにしても、単に使いすぎや走りすぎだけが発症する原因でないことを理解しておくことが大事です。
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