綾瀬 膝蓋腱炎の再発
2017-05-25
膝蓋腱炎は再発することが多いと認識する必要がある
いつも何気なく立ったり座ったり歩いたり走ったりしていますが、それらの動作に膝がとても重要な役割を果たしているのです。
膝は本来どういう仕組みでどのような役割をしているのかというと、膝は足のももとすねを繋ぐ関節部分のことで、主に4つの骨が集まっている部位です。
ももの骨である大腿骨とすねの骨である脛骨、その頸骨と並ぶようにある腓骨、そして俗に膝の皿と呼ばれている膝蓋骨です。
そして、この4つの骨を繋ぐように前十字靭帯・後十字靭帯・膝蓋靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯が、骨の隙間や周辺に結びついている構造になっています。
また、大腿骨と頸骨の間にクッションの役割をする軟骨組織の半月板というがあって、この半月板があることで膝の運動がスムーズにできるのです。
このように人間の体を支えてくれている膝は、意外といろいろな構造で成り立っているのです。
その為、膝を構成する部位のどこかを損傷したり、断裂や亀裂・病気などが発生してしまったりすると膝に痛みが起こってくるのです。
膝が正常な状態でなくては体重を支えることができなくなって、歩くことはもちろんのこと走ること・しゃがむこと・座ることも困難になってしまいます。
普段の何気ない動作が膝に痛みが起こることで大変なものになってしまいます。
普段痛みがない時には意識することはなかなかない膝ですが、何らかの痛みや違和感が起こると気になってしまうものです。
何が原因で痛みが起こっているのか、膝の痛みの原因や症状について知っておくことも必要なことです。
膝の痛みを引き起こす原因には様々なものが考えられますが、膝の裏が痛くなる症状として考えられるのが膝蓋腱炎というものです。
普段からジャンプするような動作が多いスポーツをしている人に発症する可能性があるのです。
主な発症原因として考えられることは膝を過度に使うことで、ジャンプ・キック・急なストップなどを繰り返すことで、太ももの前の筋肉に負担がかかって膝の皿の上下の付着部に炎症が発生して痛みが起きます。
また、初期の段階ではレントゲンなどの検査では診断できないことが多いことから、痛みがなくなるとすぐに原因になる動きを繰り返し再発してしまうことも多いのです。
そして、その悪い連鎖を繰り返してしまうことで症状を悪化させてしまうことにもつながってしまいます。
このように再発しやすい障害と言うことをしっかりと認識しておく必要があります。
発生する主な症状は膝の痛みで、膝の上下に痛みがでる、スクワットやジャンプをすると痛い、膝の皿の下端を押すと痛いなど、痛みにも様々な特徴があります。
膝蓋腱炎の治療法は症状の度合いで変わってきますが、軽度なものなら炎症を抑えるために、痛みを感じる箇所にアイシングを10~15分程度を目安にすると痛みが緩和していきます。
しかし、先にも触れましたが再発することが多い疾患なので、何といっても完治させることが重要になります。
その為には、中途半端な休養ではなくてしっかりと足を休ませることが大事で、運動の再開は完治させてからと考えるべきです。
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