綾瀬 ランナーズニーの症状
2017-04-30
近年人気のマラソンやランニング。
ダイエットに美容、その他健康維持にと幅広い年齢層で人気を集めています。
さらに、ファッションアイテムも豊富に誕生していることで、おしゃれ感覚でマラソンなどを楽しむ方も増えています。
しかし、そんなランナーを悩ますのが、「ランナーズニー」。
初めてその名前を目にした、という方も多いかもしれないので、ここでは、「ランナーズニー」について詳しく解説します。
【ランナーズニーとは?】
ランナーズニーとは、腸脛じん帯炎のことで、膝の外側が痛くなる症状です。
マラソンランナーに多く発症する症状で、太ももの外側にある腸脛じん帯が膝の外側の大腿骨外側上課という部分にすれることで炎症が起こります。
腸脛じん帯とは、骨盤の外側の出っ張り(腸骨)から脛の骨の部分に伸びるじん帯のことで、そのじん帯は、さらにお尻の筋肉(大臀筋や中殿筋肉)そして、その上の方にある筋肉(大腿筋膜張筋)などに繋がっています。
ランニングの際、お尻の周辺に軽くタッチしてみると、その部分の筋肉が激しく動いているのが確認できます。
走りすぎる、酷使することが原因となり、しばらく体を休めると症状は緩和します。
ただ、残念ながらそれでは根本的な解決にはなりません。
ランナーズニーは、ランニング障害のおよそ20%を占めるほど多く、一度わずらってしまうと、ランニングを楽しむことが難しくなります。
だからこそ、この機会にランナーズニーの根本的な解決と予防法等をしっかり理解しておくようにしましょう。
【ランナーズニーの症状は?】
主な症状は次のとおりです。
まず、初期段階として、走っている時に、太ももの外側やお尻周辺に「あれ?」と違和感が出てきます。
しかし、ほんのわずかな違和感であるため、多くの場合、その時点で異常に気づくことが出来ません。
症状が進むと、次第に膝の外側にまで違和感や痛みが現れるようになります。
ただ、それでも、調子の良いときやランニングの距離によっては、痛みがそれほどでないため、「自分の勘違いかも」と見過ごすのが一般的。
そのままさらに、ランニングを続けると、痛みが次第に強まり、走り方が変わったり、痛みで走れなくなる、といったことが目立つようになります。
【ランナーズニーの主な原因は?】
まず考えられる原因は、ウォーミングアップ不足。
ランニングは、運動が苦手な人でもすぐに始められるのが魅力。
また年齢性別問わず、誰にでも、出来ます。
そのため、ウォーミングアップ不足で始める方が多いのも目立ちます。
どんな運動でも、十分なウォーミングアップ、その後のマッサージは不可欠。
さらに、筋肉の柔軟性が低下していると、膝周辺への負担が大きくなるため、前後のマッサージやストレッチも念入りに行ないましょう。
その他、ランニングシューズが不適切、フォームが悪い、無理をしすぎ、という場合もランニングニーになりやすいので、今すぐ見直しを。
最適な対処法、予防法としては、定期的にプロの施術を受け、体のリフレッシュをはかるのがおススメ。
整骨院や整体、接骨院などに週1、もしくは1ヶ月に1回のペースでもいいので、体の調整を行なうようにしましょう。
また定番となりますが、運動後はアイシングで気になる部分のケアを行なってください。
日常生活では、筋肉のコリを緩和するための冷え性対策や温浴、ストレッチ等もしっかり行なうのがおススメです。
ランナーズニーにしっかり対処して、いつまでもランニングを楽しめる体を維持してください。
綾瀬 ランナーズニーの症状なら、田中カイロプラクティックセンター綾瀬整体院にお任せください。