綾瀬 モートン病の原因
2017-04-15
ここでは、モートン病の特徴的な症状や対処法、予防法などを紹介します。
【モートン病とは】
モートン病とは、足裏の指の間に起こる痛み、しびれ、知覚障害や腫れなどが特徴です。
中指と薬指の間や、人差し指と中指の間に症状が出やすいといわれていますが、別の部位でも症状が確認できるため、安易に判断してはいけません。
さらに、かかとの高いヒールや先の細い靴など、サイズが足のカタチにフィットしない窮屈なものの場合、症状が出やすい傾向にあります。
モートン病で感じる「痛み」は、電気が走ったような痛み、焼けるような痛み、という表現が多く使われます。
これは、足指の付け根から指先にかけてのじん帯が圧迫されるのが原因で、神経に腫瘍が出来ている場合、強い痛みとなって症状が現われます。
しびれについては、足指の付け根から指先にかけて広がり、ピリピリ、チクチクと感じます。
【モートン病の原因は?】
主な原因は5つあります。
・サイズが合わない
最近では、おしゃれを優先するあまりに、自分の足の形、サイズに合わない靴やヒールなどを好む方が増えています。
しかし、サイズが合わない靴、特に窮屈な靴は、足の神経を必要以上に圧迫します。
特に先の細くかかとの高いヒールは、足指の付け付近にかかる負荷が大きく、神経に腫瘍が出来やすい傾向にあります。
この腫瘍が痛みの原因となるので心当りのある方は、注意しましょう。
・衝撃
ランニングやスポーツなどで足に強い衝撃が加わるような場合にもモートン病にかかりやすくなります。
その場合、衝撃をうまく吸収できない靴などをはいているとさらにリスクが高まります。
・開張足
足の横幅が広く、つぶれているようなカタチをしている足を「開張足」といいます。
開張足は、足の神経が圧迫されやすい構造であるため、モートン病へのリスクが非常に高いと考えられます。
その状態で、サイズの合わない靴などを履いてしまうと、大変危険です。
【モートン病の対処法】
本来足とは、親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点で弧を描くようにアーチが作られます。
それにより歩行時の衝撃を吸収します。
しかし、開張足などのように足のアーチが作れないと、衝撃が吸収できず、そのまま足裏にかかってしまいます。
開張足だけでなく、窮屈な靴などの場合も同様にアーチ構造が崩れた状態なので、今すぐ対処しましょう。
開張足だと思われる方は、歩き方、足の使い方などを意識的に改善してください。
重心を3点でとらえられるように常に意識することで、自然とアーチを描くことが出来ます。
また、不適合な靴は選ばず、衝撃を上手に吸収し、サイズにぴったりとあった靴を選ぶのがおススメ。
その他、帰宅後は、足裏の疲労を改善するためのマッサージやストレッチ、温めるなどの対策も不可欠です。
【早めの受診】
モートン病に対するさまざまな対処法を紹介しましたが、足裏の痛みやしびれが必ずしもモートン病とは限りません。
別の病気の可能性も疑い、まずは専門医の診断を受けるのが先決。
さらに症状が悪化している場合は、自己判断でマッサージなどを行なうとさらに悪化する危険性も高くなります。
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