足立区綾瀬 自律神経失調症
2019-01-18
自律神経失調症の治療は症状やタイプなどを考慮して
自律神経のバランスが乱れることで、心身に様々な不調をもたらす状態を日本では自律神経失調症と言います。
このように様々な症状を引き起こすのは、自律神経が全身の器官をコントロールしているからで、バランスが崩れると全身の機能に支障をきたすためです。
症状が一人ひとり違うように、発症する原因もまた一人ひとり違いますし、 自律神経のバランスが乱れるのには、様々な原因が複雑に絡み合っていると言われています。
代表的な原因として考えられていることは、夜更かし・夜型人間・夜間勤務・子供の頃からの不規則な生活習慣など、本来の人体リズムを無視した社会環境やライフスタイルがあるのです。
また社会的ストレスや精神的ストレス、環境の変化などといった過剰なストレスが蓄積することも原因になりますし、自律神経がもともと過敏でそうしたストレスに弱い体質も関係します。
それから、社会環境の変化・人間関係や仕事などの環境変化などに対して、不適応や過剰適応が影響したり、女性は一生を通じてホルモンのリズムが変化しつづけといった変化が影響を与えたりするのです。
このように、思春期・更年期・体が弱っている時には、自律神経のバランスが乱れやすくて、発症しやすいと言われています。
自律神経失調症には、本態性・神経症型・心身症型・抑うつ型といった4つのタイブあるのです。
本態性とは、子供の頃から元々持っている体質に原因があって、自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプで、体力に自信がない虚弱体質の人や低血圧の人に多く見られます。
病院を受診して検査をしても特に異常は見つかりませんし、日常生活のストレスもあまり関係ないので、原因となる体質を改善するために、食事・睡眠・運動・休息などの生活習慣を見直すと良いです。
神経症型とは、自分の体調変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調を崩してしまう心理的な影響が強いタイプで、感情の移り変わりが体に症状として現れます。
心身症型とは、日常生活のストレスが原因で心身共に症状が現れるタイプで、几帳両で努力家のまじめな性格の人がなりやすい最も多いタイプです。
抑うつ型とは、心身症型がさらに進行するタイプで、やる気が起きない、気分が沈んでいるなどといったうつ症状が見られます。
また、頭痛・微熱・だるさ・食欲がない・不眠など、肉体的にも症状が現れますし、陰に精神的なうつも隠れているのです。
ただ病院を受診しても身体症状を改善するための対症療法しか受けられないために、長期間不快な症状に苦しむ人が多いです。
自律神経失調症の治療は症状やタイプなどによりますが、体と心の両面に働きかける治療と生活環境を整える必要があります。
また体質・性格・ライフスタイルの歪みにも注目して、それらを見直し改善することも大切です。
具体的には、自律訓練法などによるセルフコントロール、薬物療法、カウンセリングなどの心理療法、整体・鍼灸・ストレッチなどの理学療法があります。
音楽療法やアロマテラピーなど五感に働きかける治療法や、自己管理によるライフスタイルの見直しといったものもあるのです。
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※あくまで健康情報であり、内容について保証するものではありません。