足立区綾瀬 側弯症の種類や現状、ケアについて
2019-02-16
先天性や遺伝性疾患等、その原因が数百種類あるのではと言われている側弯症は、いまだ分からない部分の多い症状です。
側弯症のおよそ8割が原因が分からない特発性のものとされています。
特発性と突発性を勘違いする方もいますが、突然症状を発症するのではなく、原因が分からないというのが、特発性側弯症の特徴です。
ちなみに、それほど多くの患者さんがいるというわけではありませんが、生まれたときに脊椎に異常がある先天性の側弯症、脳性麻痺など中枢神経等の異常によるもの、筋ジストロフィーなどの筋肉の異常や結合組織異常にみられる○ファン症候群、ダウン症候群などの遺伝子異常などもあります。
整体院等の民間療法でも「側弯症が治ります」とか「側弯症の施術が出来ます」と謳っているところもありますが、その場合は、機能性の側弯症であると思われます。
機能性の側弯症とは、レントゲンなどで症状を確認しても全く異常がないのに、外見的に背骨が曲がっているように見える症状の側弯症をいいます。
このような側弯症には、明確な施術が無い為、整体院などの東洋医学に頼る人も多いのです。
一方経過観察や手術、施術を必要とするのが、構築性側弯症で、西洋医学でもってさまざまな施術が行われます。
【側弯症の現状】
男子よりも女子の発症率が高い側弯症は、近年の急速な医療の発展と同時に、原因が明らかにされつつあり、効果の高い施術も色々と見つかっています。
ただ、いまだに大半が原因が分からない特発性の側弯症で、西洋医学と整体院などの東洋医学の両方の施術を受けている人も少なくありません。
側弯症になると足の長さに違いがでたり、左右の肋骨の大きさや形に違い出たりします。
女性の場合、左右の胸の形に違いあってコンプレックスを抱えたり、足の長さの違いに精神的なショックを受けることもあるようです。
【側弯症の施術に必要なこと】
側弯症の症状を放置していても、自然と治るということはありません。
また小学から中学の若い世代に見られる側弯症の早期発見を行うため、最近では、側弯症検診も定期的に実施されています。
予防方法がまだ明確でないため、早い段階で症状を見つけることが進行を防ぎ、改善に繋がると考えられているのです。
定期的な検診だけでなく、少しでも気になることがあれば、整体院や側弯症を専門としている医療機関で詳しい検査を受けるようにしましょう。
ただ、特発性の側弯症で、乳幼児の時期に発症するものだけは、成長とともにその症状がなくなることもあります。
【日常的にできるケアについて】
側弯症の症状を予防するものとして、成長期にあたる子どもの骨に負担をかけないようにと、重い荷物を持たさない、姿勢を正しくする、カルシウムを摂取させるという方法で、側弯症の予防に努めている方もいますが、残念ながらこれらが側弯症の発生と関係しているとはいえません。
ですから、カバンの持ち方が悪いとか、重すぎるということだけで側弯症になる、それを改善したから予防ができるということでもないのです。
また正しい姿勢をとることによって、体の歪みを軽減し、健康を維持できると考えられますが、すなわちそれが側弯症の予防、進行の抑制になる事もありません。
カルシウムの摂取についても成長が著しいお子様にとって必要不可欠な栄養素ではありますが、側弯症の発症を防ぐといったことともまた関係ないのです。
正しく予防し、進行を防ぐために、ちょっとした体の変化に早急に気付けるようご両親で注意深く確認したり、定期的に整体院で体のメンテナンスを行うなどの方法をとるようにしましょう。
足立区綾瀬 側弯症なら、「田中カイロプラクティックセンター綾瀬整体院」にお任せください。
※あくまで健康情報であり、内容について保証するものではありません。