足立区綾瀬 緊張性頭痛
2019-03-14
頭痛の中で最も多い緊張性頭痛
片頭痛は日常よく起こる頭痛として知られていますが、その片頭痛と並んで最も多いといわれているのが緊張性頭痛です。
頭痛自体が日本中で3000万人いて、そのうちの15歳以上の国民の22%に当たる2200万人が罹っているといわれています。
主な症状としては、後頭部から首筋にかけての圧迫感や、頭重感が知らないうちに始まってだらだらと持続するといったものがあるのです。
痛みを感じる部位の多くは両側で頭全体におよぶこともあるため、鉢巻きをして締め付けられているようだとか、頭に重い石をのせられているようだといった表現がされることがあります。
中高年に多く見られて女性にも男性にも起こって、その発作の頻度は様々で月に数回程度から毎日続くこともあるのです。
頭痛の程度は軽度から中程度で、片頭痛と異なり日常生活への影響は少ないので仕事は続けられますが、肩こり・眼の疲れ・ふらつき・体のだるさなどを伴うことがあります。
発生する原因ですが、頭や首周辺の筋肉の張りや凝りで、精神的な緊張などにより発生する頭痛です。
つまり、ストレスで頭や首周辺の筋肉が緊張しすぎることで、筋肉の中の血液の流れが悪くなって乳酸などの老廃物がたまって、筋肉が凝ってきて痛みを伴うようになります。
また頭痛が発生することがさらにストレスになるといった悪循環が起こって頭痛が酷くなっていくのです。
ストレスには精神的なものと身体的なものの両方があって、精神的なものとしては仕事における緊張・不安・抑うつなどが長時間にわたることが考えられます。
一方の身体的なストレスは、悪い姿勢などによる首や頭の周辺の筋肉の過剰な緊張などがあげられて、1日中パソコンに向かっていることや寝る時の枕が高すぎることなども含まれているのです。
その他にも、首の骨や軟骨の異常、首の筋肉の筋力低下、顎関節症などの疾患、貧血や低血圧による筋肉の血流低下なども、緊張性頭痛の原因になることがあります。
また、鎮痛剤の乱用なども原因になることがあるので注意が必要です。
治療法としては薬物療法とマッサージがあって、内服薬としては筋肉の凝りをほぐす筋弛緩剤や種々の非ステロイド性消炎鎮痛剤があります。
ただ頼り過ぎると痛みに過敏になって頭痛を起こしやすくなったり、薬をやめられなくなったりすることがあって、頭痛が止まらなくなってしまう危険性があるのです。
局所の塗り薬や貼り薬、マッサージなども効果的で、首・肩・背中などの筋肉に温湿布や暖めたタオルを当てたり、シャワーで後頭部から首筋にかけて打たせ湯をしたりすると良いです。
また凝った筋肉をマッサージすることで筋肉内の血流量を増加させるため、痛みの原因になる老廃物を取り除くことに役立ちます。
予防法としては精神的なストレスを避けることで、様々なことで気分転換をはかることが重要です。
また肉体的なストレスを避けることも大切で、悪い姿勢を継続しないことやストレッチ運動などを取り入れると良いでしょう。
それから枕の高さや硬さ調節する、バランスの良い食事、規則正しい生活などを心がけることも予防につながるのです。
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※あくまで健康情報であり、内容について保証するものではありません。