足立区綾瀬 産後むくみ
2019-02-28
産後むくみは毎日少しの時間を作ってケアを
むくみとは体内に余分な水分が溜まっている状態のことで、静脈が詰まったりリンパ液の流れが滞ったりすることで、細胞と細胞の間に水分が溜まっていくと起こります。
基本的に体のどこにでも発生しますが、足・顔・手の指などに起こることが多いです。
出産による体と生活習慣の変化で様々な要因が作り出されて、産後むくみが起こることも少なくありません。
産後むくみを引き起こす主な要因としては、妊娠中に血液量が約3~5割ほど増えて、産後は子宮への血液供給量が減るので急激な血液減少が起こることが考えられるのです。
ただ、このむくみは出産による一時的なもので、産褥期を過ぎれば自然と治まっていきます。
座って授乳する時間が増えると、水分が体の下の方へ移動するために足がむくみやすくなって、この時期はむくみが出やすくなるので対処が必要です。
産後はホルモンバランスの変化や慣れない育児のストレスにより自律神経が乱れがちで、それにより血液の流れが悪くなってむくみが起こりやすくなります。
産後の運動不足や寝不足により基礎代謝が悪くなると、血流を悪化させてむくみを引き起こすのです。
体調に悪影響が出ないように、出産からの体力回復が完全でなくても、無理のない範囲で産後むくみの対処法を実践する必要があります。
解消するための対処法としては適度な運動をすることで、それによってリンパの流れも良くなって、水分の排出を助けてくれるので産褥体操などがおすすめです。
また、この産褥体操はむくみを解消するだけではなくて、産後の体の回復を促してくれる効果も期待できるのでおすすめします。
それから産後1ヶ月健診が終了して体調も順調に回復しているのなら、ヨガ・ピラティス・骨盤スクワットなども対策におすすめです。
むくみが気になる時は食事に気をつけることも大切で、特に減塩に心がけることが必要になります。
塩分摂取が過剰になると体内の塩分濃度を下げようとして、体内に水分を溜め込む働きが強くなるため、むくみがより一層ひどくなるのです。
ちょっとした心がけで減塩は可能になりますし、むくみ対策につながります。
また、カリウムには体内に含まれる塩分を尿や汗として排出する作用があるので、積極的に摂取するとむくみ解消に効果的になるのです。
その他にも、足を上げて横になる、足湯をする、マッサージをするなども、むくみ解消につながるので対処法として実行すると良いでしょう。
このように地道なセルフケアによりむくみ解消を促すことは可能ですから、毎日少しの時間を作ってケアを心がけることです。
産後の体の変化で起こるむくみは、体調が回復していくのと一緒に自然と治まっていくのでそれほど心配はいりません。
しかし、妊娠高血圧症候群と妊娠中に診断されていて、産後むくみが起こった時には注意が必要で、重症の場合には産後も高血圧や尿蛋白が現れることもあるのです。
また、稀ですが産褥期に深部静脈血栓症を発症することもあるので、むくみがどうしても辛かったり、他にも症状があったりする時には病院を受診しましょう。
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※あくまで健康情報であり、内容について保証するものではありません。