足立区綾瀬 指関節捻挫の正しい対処の基本
2018-01-12
安易に捉えて指関節捻挫を放置するのは危険
日常生活を送っている中やスポーツをする機会などで捻挫をしてしまうこともあって、特に足首の捻挫は一番多いので経験した方も少なくないです。
その次に多い箇所と言われているのが手首の捻挫で、指も良く使う関節のひとつなので捻挫が発生しやすい関節です。
ただ、足首・手首・指関節などを捻挫しても、確かに痛いのですが命に関わるものではない症状なので、つい軽視して放置してしまうことも多いです。
しかし指関節捻挫は、すぐに正しい処置をする必要がありますし、それと共に絶対にしてはいけないこともあるのです。
捻挫が起こると指の靭帯や神経が傷ついて炎症を起こするので、その傷ついた指に無理な力を加えると、指の関節などに悪影響を与えてしまいます。
また、捻挫がなかなか治らない原因にもなるので、手を振ること・指を伸ばすことは絶対にしないことです。
指関節捻挫の正しい対処の基本は、すぐにRICE処置を実施することです。
具体的には、静かにする(Rest)・冷やす(Ice)・固定や圧迫をする(Compression)・上げる(Elevation)の4つです。
つまりRICE処置というのは、対処する方法それぞれの頭文字をとったもので、その中で最も重要なのはすぐに冷やすことです。
冷やすことにより痛みの原因となる腫れをしっかり抑えることができますし、捻挫の症状を少なくすることができます。
捻挫の症状は、軽度・中度・重度と言われる軽いものから酷いものまであるので、症状の確認方法や病院に行くべき症状を知っておく必要があります。
基本的に、1週間しても痛みが取れなかったり、内出血が引かなかったりする場合は、整形外科へ行くことが大事です。
また、指が明らかに変形している、指の関節を動かそうとすると激痛が走る、指の関節を自力で曲げ伸ばしできない、指の関節が腫れているような状態がひとつでもある時は、すぐに病院を受診することです。
指の捻挫は時間が経過すれば自然に治ると昔はよく言われていたように、軽度の捻挫なら安静にして冷やしておけば治ることも多いです。
しかし、1週間も腫れが続いていることは、内出血している可能性があって靱帯が切れている可能性も考えられます。
もし靭帯が損傷していた時に放置しておくと手術が必要になったり、治るまで余計に時間がかかったりすることになるので、症状を放置しておくことは危険と認識することです。
最悪、指が変形して元通りに戻らなくなる、後遺症が残る、壊死してしまうということも稀にあることを知っておくと良いです。
ところで、突き指は関節に衝撃があった場合に発生することから、指関節捻挫というイメージを持つ方も少なくないです。
ただ、その見解は半分正解で半分はずれで、突き指は靭帯断裂を含む指の関節の捻挫・脱臼・腱の断裂・打撲・骨折などを含んだ症状を表したものなのです。
つまり、突き指の中で指の関節の靭帯の損傷に分類されるものが指の捻挫なのです。
ちなみに突き指した時に痛みを和らげるために、指を引っ張ったりする方がいますが、指の捻挫だった場合には逆効果になると知っておくことが大事です。
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