30代 男性
「頭がスッキリしました」
「仕事などのストレスにより、頭も気持ちもモヤッとしている事が多かったですが、首まわりの施術で頭がスッキリして気持ちも少し楽になったような気がします。
少しの時間でたいへん大きな効果が出てびっくりしました。今後ともお願いしたいです。ありがとうございました。」
仕事の関係で前屈みの姿勢が多い患者さん。ストレスの多いお仕事で、頭も気持ちもモヤッと腫れないお悩みをお持ちでした。
触診してみると、血管まわりの筋肉はカチコチに固まり、首の後ろから背中にかけての所にも張りがありました。
首を左側に回すと、右の首の後ろ側に違和感が。首の筋肉と僧帽筋(首から肩、背中にかけてある大きな筋肉)に癒着あり。
まず首と僧帽筋の癒着を取り、動いても痛くないようにしてから血管まわりを緩めていきました。
「いかがです?」
「ちょっと頭がスッキリしてきました。」
(ふむ… ちょっとか…)
もう少し前にある胸鎖乳突筋(頭から鎖骨にかけてある、頭痛の原因になりやすい筋肉)に触れると・・・
(うん、硬い)
こちらも緩めて、奥の癒着も外すと
「あ!凄くスッキリしました!」
ストレスなどで歯を噛みしめることが多いと張りやすい胸鎖乳突筋。薄い筋肉ですが頑張り屋で張りやすいのが困りものです。
頸動脈まわりの筋肉の硬さを緩めても今一つスッキリしない場合はチェックすべきポイントですね。
頸動脈まわりの筋肉の硬さは首から上への血流を邪魔をします。前回と重なりますが重要なことなので、また書いておきたいと思います。
首が張ると言う事は「脳への血行が悪くなっている」怖れがあるんです。
脳は大量の血液を必要とします。身体全体の2%くらいの質量ですが、血液の循環量は全体の15%、酸素の消費量は20%、グルコース(ブドウ糖)の消費量は25%にもなります。
脳の高度な活動にはこれだけの血液、酸素、栄養を必要としているのです。
頭がスッキリしない、頭の疲れが抜けないと言う人は首の横の張りをチェックしてみて下さい。硬く膨らんでいる場合は軟らかくする必要があります。
ただし、強い力でグリグリと押し込んだりしてしまうと筋繊維を傷つけてしまうばかりか、その時は柔らかくなっても後で硬くなってしまう可能性があります。また叩くと気持ちいいですが10回以上叩くと緊張してしまうので注意して下さい。また伸ばしすぎると最悪筋繊維を切ってしまうので要注意です。温めるのは緊張が抜けやすくなる上に血流も良くなるし筋繊維への悪影響も少ないのでご自分で行うケアとしてはお勧めです。
当院では特に首への施術は500g以下の圧というソフトな施術を行います。
それが筋繊維を傷つけない、揉み返しが無い理由です。
もしあなたが首まわりにお悩みがお有りなら、よろしければご連絡下さい。