足立区綾瀬 胃下垂の主な原因
2018-06-03
胃下垂は病気ではないけど改善する必要がある
通常の胃はみぞおちの少し下辺りに位置していますが、胃の下部が正常な位置よりも垂れ下がって、ぼうこうの上に乗っているかのような状態になるのが胃下垂です。
胃の上部は正常な位置にあるので縦に長い胃になった状態で、その為食事を取ったら下腹部がぽっこりと膨らむという特徴が見られます。
また、お腹の壁の脂肪不足や腹部圧力が低下している痩せ型の人に多く見られるといった特徴もあって、虚弱体質など先天的な素因によるところが大きく必ずしも病気とはいえません。
ただ、暴飲暴食・過労・不安・ストレスなどが引き金になって、胃の動きが低下して胃の働きが弱った状態を伴っているので、先天的な素因だけではないとも考えられます。
それから女性に多く見られるというのも特徴ですし、自覚症状がないことが多いというのも特徴としてあるのです。
発生すると食べたものが胃の中に正常より長く溜まった状態になることから、胃部膨満感・上部腹痛・少量の食事で満腹感を感じる・食後の胃のもたれ・むかつきを感じるなどの症状が起こります。
胃下垂の主な原因はインナーマッスルが弱いことで、お腹の中を支える筋肉が弱かったり、衰えたりすることで胃が支えられなくなって垂れ下がってしまうと考えられています。
先にも触れましたが男性よりも女性のほうが多い理由も、男性と比較して女性の筋力が弱いためです。
また、暴飲暴食などにより胃の中に食べ物が溜まり過ぎることで胃が垂れ下がってしまうということも原因として考えられることです。
それから、胃の中にいつまでも食べ物が溜まった感じがあることから、適切な量よりも少ない食事しかできなくなります。
その結果、体に必要な筋肉や脂肪がつきにくくなって、胃が垂れ下がってしまうケースもあるので、ダイエットなどで急激に痩せて筋肉が減少してしまうことは避けるべきです。
また適切な食事ができなくなることで、なかなか状態が改善されないという悪循環に陥る可能性もあるのです。
ちなみに、小さな子供のお腹がぽっこりと膨らんでいるのも、乳幼児で筋肉が成長していなく弱いためで、これは成長して筋肉が強くなると改善されます。
胃下垂は、先にも触れましたが病気ではなくて体質的なものなので、多くのケースで治療をする必要はありません。
暴飲暴食・過労・ストレスなど引き金になることを避けて、バランスのとれた食事をするようにしたり、過度に熱いものや冷たいものの摂取を避けたりして、胃の蠕動運動を正常に保つよう心がけることが大事です。
また、食べ物を少量ずつ頻回にわけて摂取していくことも効果がありますし、腹筋を鍛えたり体幹トレーニングをしたりするのも改善につながることです。
特にインナーマッスルを鍛える体幹トレーニングがおすすめで、インナーマッスルを鍛えることで正常な位置に胃が戻っていきます。
このように食生活を見直すと共に体を動かして筋肉を付けて、少しでも改善するように取り組んで行くことが大事です。
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