足立区綾瀬 RICE処置
2018-03-14
肉離れは急激な負荷が筋肉にかかることで発症する
スポーツにおける動作などにより急激な力が加わって、筋肉が強く引っ張られたり強く収縮したりする負荷で、筋肉の線維・筋原線維またその線維を包んでいる筋膜が損傷した状態を肉離れと言います。
ただし、この呼び名はあくまでも俗称で、正確な診断名としては筋損傷や筋断裂と言うのです。
発生する主な原因は、先にも触れましたが急激な負荷が筋肉にかかることですが、柔軟性の低下・筋力低下・疲労・周りの筋肉との筋力のアンバランスなどが引き起こす要因としてあります。
また、筋肉は冷えると血液循環が悪くなり硬くなる性質があるため、寒い時期というのも原因につながる要因として考えられます。
それから過去に肉離れを引き起こしたことがあると、筋肉の硬さや弱さが残存していることが多くて、復帰して早期に再発を起こすこともあるので注意が必要です。
ただ、小学生のジュニア期ではあまり発生しない症状で、その理由は子供の頃は筋肉の柔軟性がしっかりと保たれているからです。
また筋力自体もまだ発達していないので損傷するような負荷がかかりにくいことも発症しにくい理由のひとつと考えられています。
肉離れの症状は、Ⅰ度(軽傷)・Ⅱ度(中等度)・Ⅲ度(重症)の3つに大きく分類されています。
Ⅰ度(軽傷)は、患部に軽い圧痛はあるけど陥凹はない症状で、歩く事にはさほど支障はないのですがダッシュやジャンプについては困難となります。
Ⅱ度(中等度)は、患部の圧痛が明確で陥凹が見られることが多い症状で、歩行にも支障が起こりますし、ダッシュやジャンプはもちろんのこと軽いランニングも困難になります。
Ⅲ度(重症)は、患部に強い圧痛と陥凹が明らかにみられる症状で、早い段階から内出血がみられます。
歩くのも困難で場合によっては手術が必要となるケースもあります。
治し方は最初の3日間でRICE処置により痛みを取り除きます。
RICE処置とは、患部を極力動かさないRest(安静)、患部を冷やして血管を収縮させて腫れや熱感を最小限に留めるIce(冷却)です。
また、患部を適度に圧迫して腫れや炎症を抑えるCompression(圧迫)、心臓よりも高い位置に患部を置き腫れと炎症を抑えるElevation(挙上)の4つです。
受傷後すぐに腫れや熱感を最小限に抑えることが大切で、このRICE処置を適切に行うかでその後の回復が大きく変わってくるため、まずはRICE処置を行うことを心掛けることです。
痛みが徐々に引いてきたら今度は、患部を温めて血液循環を改善して、スポーツへの復帰に向けてストレッチや筋トレなどのリハビリを実施します。
ただし、肉離れの程度や回復具合によってストレッチや筋トレを実施する時期が違うので、その点の見極めも大切なことと言えます。
患部の筋を伸張させても痛みが生じなければ徐々に始めていくことになりますが、再発予防のためには病院できちんと診断を受けて医師の指示に従うことをおすすめします。
足立区綾瀬 RICE処置なら、「田中カイロプラクティックセンター綾瀬整体院」にお任せください。