足立区綾瀬 内反小趾
2018-02-27
外反母趾と同じくらいに気を付けるべき足指の変形が内反小趾
足の親指の付け根が飛び出して親指が小指側に曲がってしまうのが外反母趾で、症状が酷くなると第2指の下に親指が入り込むこともあります。
この外反母趾とは反対で小指が親指側に曲がってしまうのが内反小趾で、小指の付け根の骨が飛び出した状態になります。
また外反母趾と同様に足腰の不調をきたしてしまう原因になるもので、この2つは併発することも少なくないので、外反母趾と同じくらいに気を付けるべき足指の変形です。
女性の患者数は男性の約6~10倍ともいわれているほど女性に多く見られる症状で、主な原因は靴の問題と足自体の問題の2つが考えられます。
内反小趾の原因となる靴の問題は、ハイヒールや幅の狭い靴など足に負担のかかる靴に、足を押し込んでいることで骨頭部分が靴に当たっている状態を日常的に繰り返していることです。
足自体の問題は、足の横アーチの形成に関係する足のすねの後ろ側にある筋肉の後脛骨筋が歩行不足で弱くなっていることで、横アーチが崩れてしまっていることです。
この足の横アーチが崩れることで横に広がっている状態を開張足と言います。
開張足により足の指が靴に当たって、小指の付け根部分から足の甲までにわたる第五中足骨と呼ばれる骨の骨頭が曲がってしまうのです。
先にも触れましたが足の親指のことを母趾といって、その反対側になるのが小趾で足の小指のことを指して、内反小趾は足の小指が薬指の側に曲がる疾患のことと説明しました。
ただ自分の足を見ても分かるように、足の小指は薬指に寄り添うような形で少し曲がっていて、そのため日常的に靴を履くことで曲がることが多いのです。
つまり、このような状態自体はごく一般的なことで、それによる痛みなどの症状がなければ心配ないことです。
しかし、つま先の細い靴やハイヒールなどを履くことが多い人の中には、小指の付け根の外側に強い痛みが生じたり、タコができたりして日常生活に影響が出ることもあって、こうした症状がみられる時は対処が必要となります。
改善法としては、小指の付け根の外側に痛みが感じたら、足に負担がかからない幅広の靴に変えてみると良いです。
症状が軽い時には、これだけでもずいぶん痛みが和らぎ楽になります。
ビジネスシーンでも十分に対応できるようなフォーマルな靴でも、足の健康に配慮した負担のかからない幅広なものあるので、適切な靴を探してみることをおすすめします。
ただ、なかなか痛みが治まらない場合は、足のトラブルに対応してくれる整形外科を受診する必要があります。
整形外科における治療としては、まず骨の状況をレントゲンにより確認して、その結果や状況に適した改善方法を提示してくれます。
具体的には、足の裏に当てて中足骨のアーチの広がりを防ぐ足底版や骨が当たる部分をガードするパッドなどがあります。
ただ、これらの方法でも効果が得られないほど症状が進んでいる時や、強い痛みが生じている場合は手術を行う可能性もあります。
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