足立区綾瀬 手足のしびれ
2018-10-15
手足のしびれは安易に放置しない
手足のしびれをはじめとして、首・背中・肩・顔・腰などあらゆる箇所にしびれは生じますが、治療が必要な場合と心配がない場合があります。
例えば、誰でも一度は経験している長時間の正座による足がしびれる場合は心配いりませんし治療の必要はないのです。
しかし、脳梗塞・脳卒中・高血圧・脂質異常症・糖尿病・心臓病などが引き金となって、発生するしびれが見られる場合は医療機関での治療が必要になります。
ですから、安易に温かくなれば治るからとか、しばらく我慢すれば大丈夫とか言って、手足のしびれなどを放置していると、重大な病気が隠れていることもあるので要注意です。
足のしびれには、直接神経が圧迫される神経性の場合と、血管が圧迫されることにより神経への血流が悪くなる血管性の場合の2つに分類されます。
神経性は、その名が示す通り神経のどこかに異常があって、これがしびれの症状を引き起こすということになるのです。
この神経性のしびれは、背骨の椎骨と椎骨の間でクッションの役目を果たす軟骨の椎間板が、老化現象を起こして後ろや横に飛び出す椎間板ヘルニアなどが原因で発生します。
もうひとつの血管性は、血管が圧迫されるなど血管障害によって、神経への血流が悪くなった結果として痛みやしびれといった症状が出てくるものです。
手や指にしびれがある場合は、手から頭までの神経回路のどの部分で神経が圧迫されているかを医療機関では調べます。
それは手や指にしびれがあるのは、この神経回路のどこかの部分が圧迫されているからで、特に圧迫されやすいのは首の骨の周囲・鎖骨の下・肘の内側・手首の靱帯です。
変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアで首の骨が変形したり、軟骨が出っ張ったりすることで神経が圧迫されて手がしびれることがあります。
鎖骨の下で神経が圧迫されているのは、なで肩の女性に起こりやすい胸郭出口症候群と呼ばれるものです。
胸郭出口という隙間が狭くなって神経や血管が圧迫される結果として、手や腕の痛みやしびれ、肩こりなどが発生します。
肘の内側で神経が圧迫されることで起こるのが肘部管症候群で、手のしびれや痛みをはじめとして、筋肉が萎縮したり筋力が落ちたりする症状が見られるのです。
打撲などのケガがきっかけになったり、パソコンなどで手を酷使したりすることで起こりやすいのが、手首の靱帯で神経が圧迫されて発生する手根管症候群です。
これは出産前後や更年期など女性ホルモンのバランスが乱れる時にも起こりやすいと言われています。
ただし手のしびれを感じる場合には、脳梗塞などの中枢性の病気が隠れているケースがあるので気をつけなければならないのです。
また、舌がもつれるような感じやロレツが回らない感じがあると中枢性の麻痺の場合もあります。
それから糖尿病の神経障害により末梢神経が侵されて起こることもあって、手足のしびれやこむら返り、走るような痛みがある時には要注意です。
また神経障害が起こることで次第に痛みを感じる神経が鈍くなり、それにより心筋梗塞など重大な病気にかかっても気付かないことがあるので注意しましょう。
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※あくまで健康情報であり、内容について保証するものではありません