足立区綾瀬 恥骨結合離開
2019-04-16
激しい恥骨の痛みを生じる恥骨結合離開
最近は産後の恥骨痛が増加傾向にありますが、その中でも単なる恥骨痛で終わらなくて、歩行ができない程辛く激しい恥骨の痛みを生じる恥骨結合離開になることもあります。
それにより日常生活がスムーズに送れないだけではなくて、育児ができないことによるストレスを感じてしまうことがあるのです。
また車いす生活が2ヶ月以上続くことや、酷い場合には手術が必要になる可能性もあると言われています。
恥骨結合の隙間は分娩が終了すると少しずつ回復して、一般的には産後の恥骨痛はセルフケアで改善することが多いです。
出産後は時間の経過と共に痛みは軽くなって、退院する頃には分娩直後の半分くらいまで戻って、恥骨の痛みも軽くなります。
しかし産後12週間経過しても恥骨結合が6mm以上開いている場合には恥骨結合離開と考えられて、先にも触れましたが自力で歩行ができない程の痛みを伴うのです。
また、後ろにはなんとか歩けるけど前に歩けないとか、足が上がらないなどの特徴的な症状が認められます。
恥骨の痛みの主な原因はリラキシンというホルモンの影響で、靭帯や関節が緩み妊娠経過と一緒に骨盤への負担が大きくなっていくことです。
一方恥骨結合離開の原因は、吸引分娩・鉗子分娩・巨大児・無理ないきみによる筋肉疲労など、分娩時の状況が大きく関係していると言えます。
それ以外にも普段の運動習慣・筋肉量・姿勢の悪さなど様々な要因が重なることによって生じるのです。
生活習慣の変化でもともと骨盤に歪みが生じていたり、筋力の低下や柔軟性が低下が生じていたりするケースが多くあります。
そうした状況の上に妊娠でリラキシンというホルモンが分泌されることにより、関節や靭帯の緩みが妊娠初期から骨盤へダメージを与えてしまうものと考えられるのです。
吸引分娩や鉗子分娩は分娩経過中に生じる胎児仮死などにより行われるので、予防ができないというのが現状ですが、出産に向けて様々なことを心掛けることで予防につながります。
出産に向けて心掛けることは、適度な運動を実行して筋肉量を維持する、正しい姿勢を心がけ骨盤の歪みを防ぐ、ストレッチを継続して体の柔軟性を保つなどです。
このようなことを心掛けて体の準備をしておくことにより、出産時の骨盤に起こることはある程度防げることになります。
特に、妊娠初期から恥骨に痛みを感じている方や経産婦は、痛みが悪化して離開を生じる可能性が大きいと考えられるので注意が必要です。
妊娠中から恥骨に痛みを感じる場合には、しっかりとしたケアを受けることが大事で、股関節や内転筋のストレッチを継続して行うと予防につながります。
また産後に恥骨の痛みを生じたらまずは安静にして、体を温めることや股関節・内転筋のストレッチとマッサージを行うことも回復を促すことになるのです。
それから左右の骨盤が歪んでいることもあって、安静とベルトで回復しないのなら骨盤矯正を行う必要があるので、早めに産後整体専門の治療院で施術を受けることが回復の近道になります。
いずれにしても早めの対処が重要です。
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※あくまで健康情報であり、内容について保証するものではありません。