足立区綾瀬 恥骨を痛める原因
2017-08-29
恥骨の痛みは原因に適した治療を
日常生活の中で骨盤を構成する恥骨を痛めることはあまりありませんが、スポーツや妊娠期・出産後に恥骨の痛みが生じることがあって、安易に放っておけない痛みです。
そこで、なぜ恥骨が痛むのか、またその原因に対してどのような対処をすれば良いのかを事前に知っておくと参考として役立ちます。
恥骨の痛みが起こる原因のひとつ目は骨盤の歪みです。
上半身が前後に傾いた姿勢や重心が左右に偏った姿勢など、バランスの悪い姿勢を続けることで、骨盤が捻じれたり傾いたりして歪みます。
その歪みが恥骨の結合部と左右の仙腸関節部に伝わることで痛みとしてあらわれるのです。
対処方法としては、何といっても原因となる骨盤の歪みを治すことで、骨盤矯正ストレッチ・お尻歩き・骨盤回しなど、自宅での軽い運動で矯正することができます。
しかし、根本からしっかりと治すのなら整体院や整骨院で骨盤矯正の治療を受けるのが一番です。
2つ目の原因としては恥骨結合炎があって、左右恥骨の高さの違いや結合部の変形・薄筋や内転筋の恥骨付着部の骨融解像によるものです。
これは、サッカーでのキック運動の繰り返しで起こることが一番多くて、その他にも陸上・マラソン・ラグビー・ホッケーなどで起こりやすいです。
対処方法は原因となる恥骨結合炎の治療で、急性期や発症後半年以内で疼痛が強い場合には、基本的に約2週間程度スポーツは禁止となります。
また、疼痛部位の局所安静・アイシングやホットパック・消炎鎮痛剤の投与・ステロイドホルモンの局所注射などの治療も行われます。
疼痛が軽減してきたらリハビリテーションを実施して復帰することになります。
ただし、慢性化した場合や痛みが長期間続く場合には、薄筋腱切離や骨片摘出術恥骨結合の固定術などの手術が検討されます。
3つ目の原因は卵胞ホルモンという女性ホルモンの影響と坐骨神経痛で、これは妊娠時に痛む場合の原因です。
妊娠時に痛む場合は、正直なところ特に対策があるわけではなくて、出産後には痛みがなくなるので我慢するしかありません。
ただ、痛みが酷い場合は医師に相談した上で、骨盤を安定させるベルトをつけたり座る時にクッションを使用したりして痛みを軽減させると良いです。
4つ目の原因は、出産時に骨盤が最大限に広がり骨盤周辺の筋肉に負担がかかることと、出産後に妊娠前の体に戻ろうとすることです。
これは産後に痛む場合で、産後約3週間は骨盤や骨盤低に痛みがおこることがあるのです。
産後に痛む場合も同様にこれといった対処方法があるわけではないのですが、1年経過しても痛みが治らない場合は骨盤に歪みが生じているので骨盤矯正することです。
5つ目の原因は恥骨骨折で、骨折の原因として多いのが自動車事故や落下事故と、スポーツ中の転倒によるものです。
また高齢者の場合は、それに加えて骨粗鬆症で骨がもろくなっていることも影響して恥骨を骨折してしまいます。
対処方法としては原因となる恥骨骨折の治療をすることです。
このように恥骨の痛みが起こる原因は様々なので、原因に適した治療をしっかりと行うよう心がけることです。
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